いぬやしき 映画 感想 [邦画]
とんねるずの木梨憲武さんが主演ということで「いぬやしき」を観に行きました。
いぬやしきとは主人公の名前で、ある日突然宇宙からの謎のパワーを得た初老の男性・犬屋敷が敵と戦うストーリーです。
敵役を演じるのは佐藤健さんで、犬屋敷とはビル街を舞台に大迫力の戦いを繰り広げ、これが本当にリアルでドキドキしてしまいました。
超人的な肉体が空を飛び、ビルの谷間をすり抜け、体ひとつで殴りあうまさに死闘でした。
家族からは煙たがられているごく普通のおじさんである犬屋敷は、娘を危険にさらされたために戦わざるを得ません。
パワーを手に入れたものの慣れない体で、時には思いもよらない事態を起こしてしまいます。
もしも自分がこんな体になったら、と考えると怖いです。
佐藤健さんは完全な悪の権化というわけでもなく、実は孤独で誰からも理解されない寂しさを秘めています。
そこが人間ドラマとして楽しめるところでした。
娘から素っ気なくされている犬屋敷が命がけで娘を助けに行き、娘も信じられないほどの超人になった犬屋敷に驚くものの助けに来てくれた父親に感謝し、親子の絆はよみがえります。
一度は倒したと思った相手が再び現れたシーンではびっくりしましたが、犬屋敷の力によって平和は戻りました。
犬屋敷にパワーをくれた存在はいったい何なのか、気になるところです。
木梨さんが哀愁のあるヒーローを好演されていて、深く心に残りました。
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タグ:邦画